2020年の夏頃に販売を開始し、多くのご注文をいただいているアルコッシュPRO。
累計3,000台以上を販売し、ありがたいことにご好評をいただいております。
この数字から世の中でウイルス対策商品が必要とされていること、手指の消毒への意識が高いことが伝わってきます。
今やアルコールでの消毒は必須となりつつあるので、生活の中に習慣として溶け込んでいるのではないでしょうか。
そうなると、自然と使用回数も多くなるはず。
アルコッシュを設置してくれている方・採用してくれている方としては、使ってもらう回数が多いからこそ、もしも不具合が起きてしまった時にもすぐ対処したいですよね。
ですので!今回はそんな時の助けとなれるように、不具合の確認方法や注意事項をご紹介していきます。
組み立て方法や注意点を動画でまとめているものもありますので、こちらもご活用ください。
・2021年11月12日 仕様変更について追記しました。
ディスペンサーの裏側に貼ってあるロット番号が「2021/09/27」の分から、一部仕様が変更となっております。詳しくはこちらをご確認ください。
困った!消毒液が漏れている…そんな時は
アルコッシュで1番お問い合わせをいただくのは、オートディスペンサーの部分です。手動ではなくオートで動いているので、うまく動かなかったり不具合が起きてしまったりすることもあります。
消毒液が漏れてしまうのは、ディスペンサーの緩みとズレが原因なんです。とても繊細な部分なので、要注意して内部をチェックしてみましょう。
※ディスペンサー内部を確認するためにカバーを開ける際は、必ず電源をOFFにしてから作業してください。OFFにしないと消毒液が噴霧されます。作業終了後は、カバーを閉めた後に電源をONにしてください。
まず、タンクとポンプはこのように分解することができます。
・タンクからポンプ部分を分解する際には、まっすぐに引き抜いてください。
斜めに引き抜くと曲がったり折れたりする可能性があります。
・ポンプ部分を分解する際には、時計回りに外してください。
・ヘッド部分を外す際には、勢いでOリングが外れないようにご注意ください。
チェックポイントは以下の3つです。
以上の確認で漏れが無くなる場合もございますので、一度お試しいただければと思います!
どうしよう!消毒液が出てこない…そんな時は
続いて、漏れの反対で手をかざしても消毒液が噴霧されないということも。
そんな場合の確認方法をご紹介します。
①消毒液がポンプまで行き届いていないかもしれません。
→電源を入れた直後は、消毒液がポンプまで到達していない場合があります。噴霧されるまで繰り返し手をかざして作動させてください。
②ポンプへの供給が追いついていないかもしれません。
→何回か連続で使用していると消毒液が出てこない場合があります。ポンプへの供給が追いつけていないので数秒間あけてから使用ください。
アルコッシュのディスペンサーは自動で動いているので、どうしても消毒液タンクからポンプ部分に供給されるまで時間がかかってしまうという現象が起きてしまいます…
そんな時はポンプが頑張っているんだなと長い目で見てもらえると嬉しいです!
ここで一つ注意点があります!
タンクをセットし直す際には、向きとセットする位置に注意してください。
タンクは幅の広い方が奥側になりますので向きに注意です。また、ディスペンサー内部にあるツメが下がっていることを確認してからセットをお願いします。
ツメが下がっていないと正常に噴霧されません。
詳しくはこちらの動画でも説明しています。
あれ!センサーが誤作動…そんな時は
アルコッシュはディスペンサー部分に赤外線センサーを使用しているため、センサーの作動環境にも注意点があります。
①明るさ・暗さの影響を受けているかもしれません。
→アルコッシュは屋内用の製品ですが、屋内であっても太陽光や照明があたる明るい場所や、反対に暗すぎる場所ではセンサーの反応が正常通りにならない場合があります。極度に明るい場所や暗い場所への設置は避けてください。
②消毒液受けの影響を受けているかもしれません。
→消毒液受けに布巾などを置いているとセンサーが誤作動を起こす場合があります。その場所には何も置かないでください。
③センサーが感知していないかもしれません。
→センサーは向かって左側にあります。センサーの真下へ向けてしっかり手をかざさないと感知しない場合があります。手の位置に注意してください。
※電源が入った状態でのぞき込まないでください。センサーが反応して消毒液が目に入る恐れがあります。
以上が、不具合が起きてしまった場合の確認方法や使用上の注意点になります。
確認しても改善されない場合や何かお困りの際には、お気軽に弊社までお問い合わせください!
ライターのひとこと
「カメラマンってすごい」
今回の記事を書くにあたり、パーツの写真をたくさん撮りました。
…難しい!
ただパーツを真っ直ぐに撮るだけなのにそれさえ何度も撮り直し。分かったことは自分のセンスの無さ。伝わりやすくて綺麗な写真をばしばし撮るカメラマンさんってすごい!と感じた1日でした。