当社のオリジナルインクジェットメディアの中でも特に自信のある溶剤用合成紙メディア。様々な検証と改良を重ねて完成した溶剤用合成紙メディアVS-YPGT220Mの販売を開始してから1年以上が経ちました。ですが、まだまだ伝えきれていない良さがあるのでその凄さをもっと伝えたいと考え、思い切ってホームページに掲載することにしました!
当社のこだわりをあますことなく伝えたい、でも全部伝えると企業秘密がばれてしまうかもしれない、そんなジレンマを抱えた製品紹介をぜひご覧ください。
こだわりその① 驚異的な速乾性
当社の合成紙の最大の特徴といえば何といっても速乾性!もともと合成紙メディアのイメージといえば「発色は良いが乾きが悪い」というもの。大量に印刷する場合は巻き取りの作業が必須になりますが、乾燥性が悪いと裏面に貼り付き作業性が悪くなります。高品質な合成紙になると乾燥性は良くなりますが、価格が高くなってしまうというジレンマが発生します。
しかし、当社の合成紙は高品質でありながら価格も抑えた自信作の合成紙メディアです!急ぎの案件でも驚異的な速乾性のおかげですぐ乾くため巻き取りも可能です。つまり失敗が少ないためロスが発生しないので、環境にもお財布にも優しいのです。
こだわりその② 擦過性が強い
擦過性という言葉はあまり聞きなれないかもしれません。簡単に言うとインク面へのこすれ具合のことで、擦過性が強い=キズに強いとも言えます。キズに強い方が取り扱いもしやすいですよね。では、なぜ私たちが擦過性にこだわったかというと、合成紙メディアでポスターを作成するお客様の中には、セロハンテープでポスターを掲示する方もいらっしゃいます。例えば、セロハンテープを付け間違えた時は付け直すために一度剝がしますよね。その剥がす力で表面のインクを剥がしてしまうことがあります。そうなると印刷からやり直しになりますので、時間と合成紙ともに大きなロスです。VS-YPGT220Mなら擦過性が強く、セロハンテープを付け間違えてもやり直しがしやすいため安心して使って頂けます。
こだわりその③ 絶妙な調整
普段はなかなか気付かないですが、随所にある細かいこだわりのおかげで採用件数が増えました!例えば、メディアの梱包に使われているキャップ1つにもこだわっています。キャップは合成紙メディアを中空状態にするために使われていますが、そのキャップを通常よりも大きくすることで、運送中の衝撃からメディアを守ることができます。そのため、より綺麗な状態でお客様の元へお届けすることができます。また、白さにもこだわりがあります。白くするにはある材料を入れるのですが、入れすぎると劣化が早まりやすくなります。印刷が綺麗に見える白さを追及しつつ品質も落とさない、この2点を両立させるためにずいぶん苦労しました。
他にもこだわりをあげるとキリがないのですが、うっかり企業秘密も書いてしまいそうなのでここまでにしたいと思います。
~まとめ~
インクジェットメディアには一つ一つに特徴があり、それを伝えることは本当に難しいとこの記事を書いている最中に実感しました。お客様の貴重な意見を元に改良を重ねて生み出された溶剤用合成紙メディアVS-YPGT220M、今お使いの方もまだ使ったことがない方もぜひ細かい部分のこだわりに気付いて頂けると嬉しいです!